ベルリン国立歌劇場少年少女合唱団
Kinderchor der Staatsoper Unter den Linden

長い歴史と伝統あるベルリン国立歌劇場とともに歩んできた少年少女合唱団は、オペラ座のレパートリーである「ラ・ボエーム」「仮面舞踏会」「オテロ」「トスカ」「トゥーランドット」「ボリス・ゴドノフ」「スペードの女王」「バラの騎士」「カルメン」「ヴォツェック」「ヘンゼルとグレーテル」、バレエ「くるみ割り人形」などで鑑賞することができる。

2006年冬にはベルリンフィルとのコンサート形式「ヘンゼルとグレーテル」に出演。オペラ座アポロザールで年に2回行われる定期コンサートの他、ブリテンの「戦争レクイエム」、バッハ「マタイ受難曲」などをベルリン、ハンブルク、ドレスデンの各地で演奏した。2010年5月バルト3国を訪問、演奏旅行から帰ってきたばかりである。

2007年にVinzenz Weissenburger ヴィンツェンツ・ヴァイセンブルガー氏が指揮者となり、6歳から16歳までの約80名の子どもたちが週2回、歌劇場合唱団も練習するコアザールに集ってオペラのレパートリーのほかにも宗教曲、子どものためのオペラ作品を練習。子どもたちは2009年より個人、グループレッスンによる発生指導を受けている。2009年には初めてベルリン州のコンクールに出場し、表彰された。

今シーズン(2010年)は、30回公演のある「長靴を履いた猫」の子供オペラの練習に励んでいます。

 

指揮:ヴィンツェンツ・ヴァイセンブルガー Vinzenz Weissenburger

6歳からピアノを習い始め、少年合唱団で歌う傍らオルガンを習得。すでに高校生のころ教会音楽家の試験に合格する。 
2006年ベルリン芸術大学で音響技師のディプロム取得。数々のコンクールで1位を取得、音響技師としての将来を期待されたが、2005年からドレスデン、カール・マリア・フォン・ウェーバー音楽大学指揮科に在籍、H・ラーデマン、E・クレム教授の下で研鑽を積み、ドレスデンにてヘンデル「イェフタ」、モーツァルト「魔笛」、ストラヴィンスキーの交響曲、シューマンのピアノ協奏曲などを指揮した。
数々のコンサート、オペラ、録音に指揮者、演奏家として携わり、2009年までベルリン大聖堂少年合唱団の指導者を勤め、2010年からはベルリン大聖堂の指揮者として、バッハ「マタイ受難曲」などを指揮している。 
2007年からベルリン国立歌劇場少年少女合唱団の指揮者を勤め、2年後のベルリン州の合唱コンクールにて同合唱団を受賞に導く。2010年には子供オペラ「長靴を履いた猫」をベルリン国立歌劇場(改装中、シラー劇場)にて指揮する。

 

 

 

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